前職は広告代理店の営業でしたが、データを収集したり分析して、お客様にご提案することも多かったです。 もともと数字は得意だったので、そういった仕事を専門にしたいと考えていました。
そこで30歳を機に、物事を順序立てて考えたり、データから戦略を立てるような仕事に就きたいと思い、転職しました。
とは言っても、マーケティングの経験はゼロ。
今、考えたら、よく採用してもらえたなと思います(笑)
実際の仕事は、調査や分析するだけではなく、新しいサービスを企画して動かなければならないので、様々な問題に 直面することもありました。
せっかく時間をかけて作った企画書があっさりボツになることもしばしば。
上司からは、「そのデータ、捨てんなよ」と言ってなぐさめられましたが、なんだか悲しかったです。
ところがある時、まったく別の企画で、以前調査したデータが役立つような場面がありました。
以前、上司に言われたことを思い出し、「あれはなぐさめじゃなかったんだ」と理解しました。
そんなことは分かっていたつもりでしたが、やはり職種が違うと視点が変わってしまうものですね。
それからは変化やアクシデントも、挑むような気持ちになれたので、考え方も楽になれました。
今はもっと引き出しをたくさん作り、様々な問題を解決していく力を身につけたいと思っています。